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ペトロールズ - ライブレポ(2007/7/27@下北沢GARAGE)、(3/3)

 7/27に下北沢GARAGEで行われたペトロールズのライブレポは、今回が最終回ですっ。

⑨湖畔


 静かだった。弾き語りの部分が多いから、音の隙間がたくさんあるのだけど、咳払い一つ、モノ音一つしなかった。みんな息を潜めて居たように感じました。コノ曲はタイトルイメージ通り、湖畔にふたり、小船を浮かべて漂っている…、そんな雰囲気の静かな曲です。

 前回(2007/1/19)に聴いた時も、同じように静かでした。アノ時は、あまりの静けさに長岡さんは言いました、「なんか、みんなジロジロ見ちゃってさ…」、と。コノ曲を聴いたアトは静かになってしまいますよ、きっと。オーディエンスは、余韻にひたりたくて静かにしているのだと思います。

⑩偏食


 ウェス・モンゴメリー風のオクターブ奏法が印象的なコノ曲。ライブではワウを効かせたバッキングも聴かせてくれました。

 長岡さんはギターの音質とチューニングのズレを気にしていたようです。チューニングはイントロを弾きながら合わせてしまいましたが(笑)、気になる音質の原因は、コノ曲を終えた時に、やっと気がついたみたい(アンプの、トレブルの目盛りが下がっていたのかな…)。

⑪カーテン


 椎名林檎さんへ提供した「映日紅(いちじく)の花」を彷彿とさせる、やさしさに包まれたメロディアスな作品。おいら、この曲も非常に気に入っています!ロック、ブルース、ジャズ、プログレ(?)系のレパートリーが多いペトロールズですが、もっとポップな作品も聴いてみたいです。

⑫ミラーボール


 東京事変の曲として有名ですが、この作品はペトロールズの代表曲です!今までおいらは、椎名林檎さんと椎名純平さんの歌うミラボを、それぞれ聴きました(純平さんは、ライブイベント「激走 亮介街道」へゲスト出演した時に。林檎さんは東京事変で)。やはり、オリジナルの長岡さんが格好良いと思いますよっ。

 この日のミラボは、かなり渋めのアレンジ。東京事変のミラボを、さらに大人っぽくした感じでした。長岡さんのボーカルもブルージーで、気だるい雰囲気がステキだった。でも、個人的には本来の(?)アップテンポでロックなミラボを、また聴きたいです。

⑬フラップ


 ポップで軽快な作品です。カウベルを叩くボブさんが、いつもながら楽しそうでした。カウベルを叩いているあいだ長岡さんは、ちょっとヘビメタ風の速弾きを披露(笑)。音をあまり歪ませていなかったので、気がつかなかった方も多いと思うのですが‥。ベースもドラムも遊び心満載で、メンバー各々、自由に演奏を楽しんでいるように見えました。

⑭磁気


 コチラをご覧いただき、ぜひ一度お聴きになって下さい。めっちゃ格好の良い、突き抜けた感じのロックサウンドです。コノ曲はライブの最後に演奏されるコトが多い…、思い入れのある作品なのだと推測します。なぜ初CD『仮免』に収録しなかったのか、不思議だ(メジャーデビューした時の、ファーストシングル候補かな…)。


 さて、ここでライブは終了…のハズが鳴り止まぬ拍手っ。おいらは、めっちゃ一生懸命に手を叩きました!ありがとう、ペトロールズ&オーディエンスの皆さんっ。メンバーはアンコールの準備をしていなかったようで、会場はリクエストタイムに。そして、いよいよアンコールへ突入!



⑮(=アンコール①)水蒸気


 ハイセンスな大人のポップスです。ベースソロの時に、長岡さんが「ジャンボ」と静かにコールしたのが格好良かった。一度もリハしていない曲にしてはまとまっていたけど、間奏のあたりは乱れました…。演奏前に長岡さんは、「間違ってもいい?」と言っていたので、おいらは不安でした。結局は事無きを得ましたが、いま思うと長岡さんは、「ジャンボ」とコールするコトで、ベースソロに助けてもらったような…(笑)。

⑯(=アンコール②)環八


 タイトル通り、「環状八号線を走っている時」のイメージ。長岡さんお得意の、都会の夜の香り漂うサウンドです。古くからのファンの間では知られた曲のようですが、ファン歴の浅いおいらは一度しか聴いたコトが無く、また聴きたいと思っていたのでラッキーでした!

 
 以上全16曲を熱演し、ライブは大成功を収めましたっ。今回のパフォーマンスは、ワンマンライブへの大きな足がかりになったと思います。今後の活躍がますます楽しみです!
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ペトロールズ - ライブレポ(2007/7/27@下北沢GARAGE)、(2/3)

 今回と次回の二度に分け、ライブで演奏された曲を全て解説します。では、さっそくご覧下さいっ。

①草紅葉


 牧歌的なタイトルとは裏腹に、都会的なロックサウンド。ディレイというエフェクター(サウンドに特別な効果を与える機材)を効果的に使い、印象に残るイントロとバッキングを奏でていた。ディレイ=”遅延”、遅れるコトです。イントロやバッキングで、一度弾いた音を追いかけて居たのは長岡さんではありません。アレはディレイの効果です。

 ちなみに、遅延時間はミリ秒単位で調整するコトができます。ディレイは便利で、特別な効果を必要としない場合も常にかけておくコトは多い。遅延時間を短くすると広がりが生まれ、少し長くするとエコーになる。さらに長くすると、アノような”やまびこ”効果を得られます。

②O.S.C.A.


 東京事変の新曲としてもお馴染みの作品。コノ日のO.S.C.A.は、長岡さん独特の”タメ(溜め)”が利いていた。”モタる”のとは違いますよ。このタメのおかげで、後半テンポが上がった時の疾走感が増していました。

 長岡さんはギターソロに入る時に、自ら「ギター!」とコールした。初CD『仮免』にも録音されていたこのコール、チョットした演出に過ぎないかも知れませんが、こういうコトが自然に出来てサマになるフロントマンは格好が良く、見ている側はテンションが上がります。

③ツバメ


 長岡さんのボーカルの魅力の一つ、ファルセット(裏声)全快の作品。比較的レンジの広いファルセットで、特に高い方は、調子の良い時は上の上の上のEあたりまで…、兎に角、非常に高いトコロまで出ます。

 コーラスグループ等を覗くと、邦楽のロック・ポップス系のボーカリストで、ココまで出る人は珍しいのではないかな。「O.S.C.A.」でもファルセットを使っていますが、「ツバメ」の方が高い音を使っていて、出現箇所も広範に渡っています。

④ホロウェイ


 実に格好の良いパフォーマンスでした。イントロが始まった瞬間に、女衆の甲高い声と男衆の唸り声が響き渡り、会場の雰囲気は一気に熱くなった。オーディエンスの反応を見る限り、ペトロールズの代表曲の一つに挙げて良いと思います。

 この曲は、おいらも大変に気に入っていて、自分なりに勉強しました。興味をお持ちの方は、下に挙げたページもご覧下さい。3回に渡り、実際にギターを手にしてプレイを解説しました。ただ、今回あらためて感じたのは、ライブは別物だというコト。今回のライブでのホロウェイは、想像を絶するプレイだった…。

 ※ホロウェイのギタープレイ解説はコチラ。
  1. (イントロ)
  2. (中盤)
  3. (中盤~エンディング)


⑤夜中の数学


 ブルージーな雰囲気に包まれたコノ作品。タイトル通りの曲だなぁと、おいらは思っています(上手いコト名づけたモノだ…、感心)。数学を解く時のサディスティックな征服欲とか、マゾヒスティックな、解けた瞬間の解放感といった快感を連想するのですが、「夜中の~」と修飾されているコトから、長岡さん流のエロスな世界まで深読みさせる作品です(←おいらの勝手なイメージ…)。

 この曲で長岡さんは不思議なプレイを披露した。彼にとって不思議なプレイは珍しく無いが、あまりにもキテレツだったので、二箇所ほど印象に残った。一つはジャジーなフレーズを高速に、かつ奇妙にしたモノ。コレは、どのように発想したかくらいは想像がついた。が、もう一つは…、もしピアノならば音程を出すコトすら不可能だ。非常に変わった個性的な旋律でした。

⑥最近


 長岡さんの"投げやり感"がキマっていた。サビの部分では、声が枯れるか枯れないかくらいの、シャウトに近い歌い方をしていました。リズムが複雑で、聴き慣れないとノリにくいのですが、憶えてしまうと逆に心地良く感じます。

 長岡さんはハーモニクスを効果的に使っていました。あまり頭で考えずにフィーリングで奏でているように見えた。長岡さんはソロ、オブリガード、バッキングの何れにおいても非常にアドリブの多いギタリストです。音感とリズム感が良く、また、スケールや理論に明るいのでは無いかと、おいらは推測しています。

⑦ゴング


 初めて聴いた時は、「ん。このハードロックみたいなリフはチョット…」と感じたのですが、今回のライブでは、それほど違和感を感じませんでした。

⑧無い者ねだり


 洒落た都会的な雰囲気。イントロから惹き込まれます。毎度おなじコトを繰り返し言っていますが、この曲ではベースのジャンボさんに注目して頂きたい。「プポーン」、「パポーン」、「ドゥルパッパ」、「ブイブイーン」…(?)、兎に角、色々と格好の良いコトをしています。ジャコ・パストリアスみたいですよっ(←大げさ…)。


 いつもならコノあたりで解説は終わりなのですが、今回のライブは16曲、倍ですよ倍っ。アト8曲も残っています、残りは次回!

ペトロールズ - ライブレポ(2007/7/27@下北沢GARAGE)、(1/3)

 家路につく途中、興奮したオーディエンスの声が、いつもとは比べ物にならぬほど多く耳に入った。今日のライブをお伝えするのは、ムズカシイ。スゴイ…、とにかくスゴかった。


 アンコール含め、全16曲を熱演した。まるでワンマンライブだ。選曲も素晴らしかった。東京事変へ提供した楽曲も、初CD『仮免』に収録した作品も、惜しみなく披露してくれた。東京事変の最新シングル「OSCA」の原曲「O.S.C.A.」まで演奏したのには驚いた。「ミラーボール」も久しぶりに聴くコトができた。


 おいらの大好きな「ホロウェイ」はじめ、「磁気」、「ツバメ」、「湖畔」、「カーテン」…、好きだと思っていた作品のすべてを演奏してくれたと言っても過言ではない。もう一度聴きたいと思っていた「環八」も演ってくれた。


 長岡亮介さんは、ぶっ飛んでいた。「ホロウェイ」のギターなんて…、なんと形容したら良いか。誤解を恐れずに言わせていただくと、”滅茶苦茶”だった。下手とか雑という意味では無いよ。エモーショナルというのかな。身を心に任せている様に感じた。兎に角、ギターもヴォーカルも、実に格好が良かった。


 好きな曲が、次から次へと演奏されるので、嬉しさに目頭が熱くなった。それほど嬉しかった。おいらのために演奏して居るのじゃないか…、そんな妄想を抱くほど望み通りのステージだった。おいらの勝手な諸々の期待が、一気に叶えられたライブでした…、rainbow


 次回から二回にわたり、ライブで演奏された作品を全曲解説します。


ライブチケット

セットリスト

  1. 草紅葉(くさもみじ)
  2. O.S.C.A.(オスカ)
  3. ツバメ
  4. ホロウェイ
  5. 夜中の数学
  6. 最近
  7. ゴング
  8. 無い者ねだり
  9. 湖畔
  10. 偏食
  11. カーテン
  12. ミラーボール
  13. フラップ
  14. 磁気
  15. <アンコール>
  16. 水蒸気
  17. 環八

雑記 - ラジオ局を開設。

 「インターネットラジオ」を付けました。コレは単なるネットラジオでは無い…、おいらが選んだ曲のみが流れますっ!いわば、おいらのラジオ局(←大げさ…)。

 ラジオを付けたのは数日前。が、ここ数日のあいだ開設していたのは「ご近所ラジオ」とでも申しましょうか、おいらの嗜好に「ある程度近い作品」を流してくれる局でした。「ご近所ラジオ」はLast.FMが提供する無料機能ですが、「選曲した音楽のみを流す機能」は有料。料金はおいらが負担、お聴きになる方は無料です。大した料金をお支払いしているワケではありませんが、せっかくですから、趣味の合う方はお楽しみください。

 使い方は簡単。ラジオを聴くには、[再生ボタン]、[次の曲ボタン]、及び[音量調整]を操作するだけ。意外とよく使うのが[音量調整]。普段ipodやPCで音楽再生されている方はご存知かと思いますが、作品によって多少、音量が異なるんです。たとえば古い時代の作品は小さいコトが多い。Last.FMプレイヤーは自動で音量調整する機能を搭載していませんから、微妙な調整を必要とするリスナーの場合、ご自分で設定する必要があります。

 プレイヤー右下にある[Load this radio in a pop upボタン]をクリックすると、プレイヤーが別画面で起動され便利です。その画面で再生すれば、ブログ閲覧中にページの遷移やコメントの送信をしても、再生は止まりません。ブログを閉じても再生が継続されます。

 では、気の向いた方はお試しくださいっ。操作について分からないコトがありましたら、お尋ねください。分かる範囲でお答えいたします。

 ※選曲について
 ブログの内容とは裏腹に、やや洋楽に偏った選曲になってしまいました。が、おいらは邦楽を応援しています!好みの邦楽作品を、邦人ミュージシャンを探し続けています…。

aiko - ひまわりになったら


 添付した動画は、シングルメドレーの中で「ひまわりになったら」を歌うaiko。ファンにとっては…、Brilliant.

 コノ作品は、インディーズ時代のファーストシングル「ハチミツ」のカップリング。元々はストレートなポップチューンで、良くも悪くも幼さの残る楽曲ですが、こうしてアレンジを変えるだけで、洒落た大人のポップスにっ。主旋律も少し変えています(自然で格好の良いアドリブには、いつも感心…)。

 インディーズでしか発表されていないコノ楽曲。いかにも「ティーン向け」といった感じの作品なので、おいらは勝手に「メジャーで発表するタイミングは、逸したかな…」と考えていた。が、このライブを聴いて、まだ可能性は残っていると感じました。個人的に思い出の深い曲なので、ぜひメジャーでも出して頂きたい。アダルトな「ひまわりになったら」、格好が良いと思いますっ。

(インディーズ盤「ハチミツ」は、キレイなオレンジ色)
ハチミツ


(ジャケット裏には2ndアルバムの宣伝が。aikoが描いたのかな?(←勝手な推測))
ハチミツのジャケット(2)


(感極まるaiko…)

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ブログ名: jmusic
管理者 : ヒロ
邦楽の話題が中心のブログです。

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