BLANKEY JET CITY - 冬のセーター


 「今年の冬はとても寒くて長いから、おばあさんが編んでくれたセーターを着なくちゃ」。一度聴いたら、しつこく、いつまでも耳の残る印象的な一節。曲の主題は具体的で、ベンジーの紡ぐ詩の世界としては比較的分かり易い部類であると思いますが、この一節は強烈だ。ひっくり返る、一変する、背筋が寒くなる・・・。この一節で、急に、分けが分から無くなります。

 ブランキー初期の代表作であるこの曲は、シンプルなリフ、単調な構成とメロディーにも関わらず、大変に魅力的で飽くことが無い。いまだに、この印象的な一節は気味が悪い。

 ベンジーの歌詞には、社会問題などの面倒なテーマを詠っても、ベタベタした押し付けがましさが無い。リスナーとの間に程よい距離があり、少し突き離されたような気持ちにさえなる。そのあたり、例えば尾崎あたりとは対照的だと思います(問題意識の高さは、双方引けをとりませんが)。

 稀有な存在だったな、ブランキー。ロッソなど、音が近いバンドは少なくは無いが、やっぱりブランキーは、ベンジーは特別だったと、解散から随分と月日が経った今でも、強く思います。
Disc.1
1 レイン・ドッグ
2 冬のセーター
3 スーン・クレイジー
4 ヘッドライトのわくのとれかたがいかしてる車
5 絶望という名の地下鉄
6 とけちまいたいのさ
7 ★★★★★★★
8 クリスマスと黒いブーツ
9 バン!
10 ディズニーランドへ
11 2人の旅
12 小麦色の斜面

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私が初めて買ったCDはラフィンのメジャーの1STです。
それまで友人から借りたダビングのダビングのダビングくらいのテープ(しかも元は音の悪い自主制作盤)を聴いていたので、これを聴いたときは少々拍子抜けしました。
今のラフィンの音は結構極悪です。

ブルーハーツは2ndの音が1stより整理されていて(1stは一発取りに近く、2ndはドンカマをつかってそうな感じ)でしたね。

ラジカセ!分かります・・・。

ラジカセが合いますね、確かに。デビュー当時の荒削りさが、中期から後期にかけては薄れてしまいましたね、ブランキーは。代わりに、違った魅力が加味されていきましたが。

LOVELESSさんのお好きなラフィンの場合、鳴り物入りだったせいか、逆にファーストの方が綺麗な音で、セカンド以降、インディーズ時代の荒削りさが戻りましたね。。。珍しいパターンだったなと、記憶しています。

ブランキーの音源ではこのアルバムの音質が一番好きです。
古臭くて、コンプなんてほとんど掛かっていないようで、むき出しの音。

ラジカセで聴くのが一番合っている様な音。

最高じゃないですか!
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