フジ子・ヘミング - ラ・カンパネラ



 サッカー日本代表を乗せた機体に"SAMURAI BLUE"と塗装されているのをニュースで目にした。サムライと聞いて思い浮かぶのは、時節柄「功名が辻」、後は新渡戸稲造の「武士道」くらい。

 せっかくの休日ですが、外は雨。外出する気にもならず、ぼけーっと「武士道」を読み始めたら、読了してもーた(ちなみに、軟弱なおいらが手にしたのは言わずもがな、岩波ではございまぬ)。

 武士道は引用、注釈が多いでせう。無教養な小生、もう、注釈と本文行ったり来たりで読めねーっつの!牛歩だぜ、みたいな。遅遅たる歩み的な。。。そんな、つっかえつっかえ読み進める中、「ん。リスト?こりゃ知ってるぜ。つーか持ってるぜ。注釈いらねーぜ」って感じで・・・(あー、嘆かわし。ひどい日本語だなぁ・・・。新渡戸も葉隠れ、じゃなくて草葉の陰でお嘆きの事でせう)。

 日清戦争の勝因は、村田銃とクルップ銃のおかげだと言われているが、それは真実じゃないだろと。最良のピアノがあっても、名匠の手なくしてリストは弾けまいって話の中で、"リスト"の名が引用されているのです。「え。リストってそんな昔の人?」と思われた方もおられるでしょっ。ん、居ませんかぁ・・・?(汗)。

 リストが亡くなったのは1886年。
 日清戦争は1893年~1894年。
 武士道が書かれたのは1899年。

 リストって、意外にロックしてると思うのだけど。そう感じるのは、フジ子・ヘミングの、めっちゃ速い「ラ・カンパネラ」ばかり聴いてるせいかなぁ・・・。この作品は、リストが1831年あたりに作曲したそうです。もっと新しい、今時分の音楽のように感じませんか?私はかつて、リストはエリック・サティ(1866~1925)あたりと同じ時代の人かななんて、思っていました。

 私はフジ子・ヘミングのアルバム『ラ・カンパネラ 1973』に収録されている2曲のカンパネラのうち、12曲目を好んでよく聴きます。ラスト、気が変になったんじゃないの?ってくらい速くなる。指も転び気味で、鬼気迫る緊張感がヒリヒリと、良い感じです。
【曲目リスト】

1. パガニーニによる大練習曲S.141~第3番ラ・カンパネラ(リスト)
2. 夜想曲第2番変ホ長調op.9-2(ショパン)
3. ワルツ第15番変イ長調op.39-15(ブラームス)
4. 練習曲第3番ホ長調op.10-3「別れの曲」(ショパン)
5. 3つの演奏会用練習曲S.144-3~ため息(リスト)
6. 「超絶技巧練習曲」S.139~第5番鬼火(リスト)
7. 練習曲第12番ハ短調op.10-12「革命」(ショパン)
8. 「マ・メール・ロワ」~パゴダの女王レドロネット(ラヴェル)
9. ハンガリー舞曲第5番嬰へ短調(ブラームス)
10. 巡礼の年第1年「スイス」S.160-4~泉のほとりで(リスト)
11. マズルカ第49番イ短調op.68-2(ショパン)
12. パガニーニによる大練習曲S.141~第3番ラ・カンパネラ(1973年)(リスト)

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