雑記 - 懐古の情。

 昨日、ペトロールズのライブ前に寄った店の話。

 少し前にビリヤード場で知り合った男性が、「カフェバーをやっている。昼は軽食も出しているヨ」と言っていたのを、ふと思い出した。店の名は覚えていたし、ライブまでは半端な時間が空いていたから、寄ってみるコトに。

 一度お逢いしたきりだったので、少し図々しいかなという気持ちを抱えながら向かった。何故そんな思いをしながらも寄ったかと言うと、彼が音楽に詳しそうだったから。知り合った場所はビリヤード場でしたから、あまり多くを話すコトは無かったのだけど、ほんの少しだけ音楽の話になった。その話の中で、音楽通を思わせるキーワードがいくつか出てきたので、ちょっと気になって居たのです。

 おいらの予想を超えて、マスターは音楽通だった。店にはレコードがずらりと並んでいた。「何をかけますか?」と引き出したケースにはカセットテープ・・・、すごく懐かしい気分になった。カセットテープの山の中から流したい曲を選ぶなんて、いつ以来だろう。

 おいら達は少し迷った。ジョー・パス、ウェス・モンゴメリー、パット・メセニーとジャズギタリストを物色した結果、渡辺香津美を流すコトになった。おいらは図々しくも、小一時間のアルバムを最後まで聴きました(汗)。

 香津美が終わると、マスターは何も言わずに次のアルバムをかけた。おいらの知らない曲だったけど、パット・メセニーの音に似ていると思った。そのアルバムを最後まで聴いてはペトのライブに遅れてしまうので、二曲目が終わったところで、店を出るコトにした。

 清算の際、「今の、パット・メセニーですか?」と尋ねると、「そう、すごく気に入っているライブ盤なんだ。フレットレスギターを使ってプレイしているんだよね」と、マスターは嬉しそうに答えた。山勘が当たって、おいらはホッと胸を撫でおろしました(笑)。

 アナログな、落ち着く店だった。大きなカセットデッキ、レコードプレイヤー・・・、懐かしかった。その店に流れる音楽はモチロン、匂いとか、雰囲気とか、色々なモノが懐かしく思えて、少しだけ目頭が熱くなった。アナログは良い。懐古趣味なんかじゃ無いよ。ホントに良いんだ。

 冷製ベジタブルスパゲティと珈琲、美味しく頂きました。マスター&奥さん、ステキな食事と音楽をアリガトウ。

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もり侍さん、こんばんは!

落ち着くカフェバーでした。今度は夜、ゆっくりとお酒を呑みに行こうと思っています。好きな音楽を聴きながら呑み、くつろぎたいなぁ・・・。

音楽の形ですか・・・、非常に難しいテーマですね。もり侍さんは、音楽を愛しているのだなぁとあらためて感じました。おいらは嬉しいです。

音楽を取り巻く環境は、ここ数年で急変しました。近頃の変化の速さと比べると、ビニール盤やカセットテープの時代は、ずいぶんとノンビリしていたように思います。デジタル社会は、何においても変化が速いね。

音楽にとって、デジタル社会はメリットもデメリットもあると思います。おいらが心配なのは、CDやMP3の音の悪さを、デジタル世代はあまり知らないコト。ノイズが無い=良い音と、勘違いしているコトです。

CDしか聴いたコトの無い若い世代にレコードを聴かせると、音楽に興味の無い者でも顕著な反応を示す。すぐそばで、生演奏しているように感じると、異口同音に口にします。特別なCDプレイヤーをお持ちの音楽マニアなどは別ですが、一般のリスナーは、生演奏を聴くとかレコードも併用するなどした方が良いと、おいらは考えています。

素敵なお店ですね。
マスターさんの音楽へのこだわりが感じられますね。

CD世代の自分が言うのもなんなんですが、やはり音楽にも形があると思うんです。
昨今のデータのやり取りによって聴かれる音楽。
なんだかそれは違うよなって感じてしまいます。
レコ屋でレコードなり、カセットテープなり、CDなりを買って、
期待を胸に抱きつつ早足で家へ帰る。
そして、再生機器にセットして一音目のドキドキ感を味わう。
なんだかそういったドキドキ感が希薄になっているように思えます。
それに、ジャケットワークも含めて作品だと思います。
ボロボロになるまで聴く、だからこそ愛着も沸くというか。
なんだかデータだけの実体の見えない音楽は信用が出来ないんですよね。
だからアナログ主義とまではいきませんが、実体のある音楽って素敵だと思います。
思い出までその音楽が抱擁してくれるように感じます。

ずーじゃー(笑)。69さん、こんばんは!

音楽通だとは思っていたけど、失礼ながらお店にはあまり期待して無かった(苦笑)。ステキなカフェバーでした。今度は、ゆっくりと呑みに行こうと思っています。

根をおさえる方が枝葉を追いかけるより、シンプルに音楽を理解できる気がしますね・・・。長岡さんのようなミュージシャンは、しっかりと根を理解し、感じているのだと、おいらは思っています。

えと、場所は後日メールで。今晩は夜も深いので、明日お教えします。おいらも二度しか顔を逢わせて居ないので、これから少しずつ顔馴染みになりたいなと思っています。年に数回だけど、ゲストを招いてライブを主催するコトもあると、奥さんが仰っていた。店内にはアコギが飾ってありました。

JAZZY~☆

パット・メセニー。ジョー・パス。
渋いお店ですね~。覗いてみたいかも。
自分の大好きな音に囲まれた環境を作り出すって素晴らしいですよね。そこを仕事の場としてできる人、素敵だな~っといつも思います。
その方の秘密のクローゼットを覗かせて頂いてるようで、何だかわくわくしちゃいますよね。
JAZZか~。やっぱり環境がそうさせた・・・音楽ってのはルーツを辿ると奥が深い。
その分、音の濃さも全然違う。
JAZZやBLUES・SOUL突き詰めれば突き詰めるほど、シンプルで分りやすい。
本当に音は世代を超えるっと良く言ったものですね~。

今度場所教えて下さい。ふら~っと寄りたいです。



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