東京事変 - ブラックアウト

 8曲目の「ブラックアウト」は、アルバムをざっと一通り聴いた際に一番耳に残った曲でした。「修羅場」がTVドラマの主題歌に使われるほどキャッチーであるなら、この「ブラックアウト」はアニメ主題歌や実写版のヒーロー、ヒロイン物でもいけそうですよ。林檎扮するヒロインが現れ、不夜城東京の闇に潜む悪へ一人立ち向かうんです。皮のつなぎを身にまとい、単車にまたがりスカーフなびかせ、「ブラックアウト」をBGMに東京の街を駆け巡るんですよっ!!・・・っと。妄想が過ぎました・・・(我ながらドン引き)。

 私は林檎時代のアルバム『加爾基 精液 栗ノ花』が発表された時、非常に気に入りはしたのですが、「よりマニアックになり、やれフルオーケストラだプログレだJazzだと、スティング(※)やビョークのように私などには手の届かないような、ハイソな音楽や難解な曲が増えていくのかなぁ・・・」、という不安も感じたのです。この曲を聴くと、そんな心配は無用という感じで、少し安心しました。これからも実験的は事や新たな試みは続けていくのでしょうし、勿論、それも楽しみなのですが、ROCKへの初期衝動に近い(?)この手の曲も、忘れずに提供してくれそうな期待を持ちました。

 「山ノ手線 最終で何処へ行こうと云うの?」という唄い出しも、一昔前の林檎っぽくて気に入りました(久しぶりに、自称「新宿系自作自演屋」である事を思い出させてくれました)。理屈抜きに楽しめると一曲だと思います。

 ※スティングは去年、ポリス時代に戻ったかのようなライブを行ったらしい(?)。武道館公演でジャンプする姿を観た音楽評論家の渋谷陽一いわく、「ポリス時代より高く飛んだかも知れない」、との事。私は観ていないのですが、想像する限りは素晴らしいステージだったに違いないと・・・。ご覧になった方はラッキーですね。

渋谷陽一の部屋
日本経済新聞夕刊に連載中の、渋谷陽一によるライブ・レポートです。

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