RCサクセション - マイベストセレクション。

 カセットテープに自分のお気に入りを集める作業、マイベストセレクションは、昭和センス。今なら、再生リストみたいなもんかな。当時は46分テープ、60分テープが主流だったが、今は100曲200曲は当たり前の時代だから、徒然なるままに挙げちゃう。

 ちと細かくなったけど、レビューじゃないですお。おいらがテープに…、再生リストに突っ込むならコノ曲、このアルバムって話。思い出とか感想とかを、ダラダラと、汗。時系列に聴きながら、思いつくままに書きます。

  1. 宝くじは買わない(1stアルバム、「初期のRCサクセション」)

  2.  デビューシングル。フォーキーだが、ギターはオーソドックスなジャズでよく耳にする、中音域が強調されたナチュラルでクリーンなセミアコ、フルアコサウンド。

     彼の歌詞には、お金に関するフレーズが、いくつもあります。「宝くじは買わない、だって僕は、お金なんか要らないんだ」、「金もうけのために生まれたんじゃないぜ」とストレートに唄うか、「子供だましのモンキービジネス」と自虐するか、「もしもおいらが偉くなったら、偉くない奴とは付き合わない。だけどそいつが金を持っていたら、俺は差別しない、付き合いたい」と皮肉るか。要は、同じコトを言っています。

     ホーンセクションの雰囲気は、この当時から彼ららしさが感じられる。彼らの特徴の一つです。

  3. 僕の好きな先生(1stアルバム、「初期のRCサクセション」)

  4.  イントロやソロで印象的な旋律を奏でているのは、カズーかな…。ガットギター、指を鳴らす音(クリック音)、ウッドベース、コーラス…、ほっくりとした、あたたか味の溢れる楽曲。大変にシンプルだけど、不思議と飽きません。

  5. 金もうけのために生まれたんじゃないぜ(1stアルバム、「初期のRCサクセション」)

  6.  商業主義はびこる100年に一度の大不況の時代に、共感して頂くのはムズカシイかも知れないけど、おいらの若い頃には、金があろうが無かろうが、こういうコトは、わりと当たり前に耳にしました。

     バブルの痛手とグローバル経済時代を経て、金こそ全てみたいなコトを平気で言う大人が増えて、それを自然に真似する若者や子どもが、当然に増えました。が、それは前近代的で、彼の考えこそ先進的、進歩的だと思います。

  7. ヒッピーに捧ぐ(3rdアルバム、「シングル・マン」)

  8.  昨晩に、30年ほど聴き続けている友だちと話していて、おいらも同感した。ワイドショーでは不思議なほど(まったく?)流れないけど、ファンが訃報を耳にした夜、一番に多く再生されたのは、「ヒッピーに捧ぐ」じゃないかな…。

     不遇な時代を支えたスタッフの死を知らされた時、現実を受け入れられない彼が、その心情をストレートに表現しています。ラストの泣き叫ぶ声を初めて聴いた時は、驚いた。後にも先にも、こんなレコードは聴いたコトがない。

  9. スローバラード(3rdアルバム、「シングル・マン」)

  10.  中森明夫の「東京トンガリキッズ」というショートストーリがあって。当時、月刊「宝島」という雑誌に連載されていた。おいらは毎月、欠かさず買っていました。「スローバラード」の話は、心揺さぶられたな…。

     美しい鍵盤の音色、ソウルフルな歌声、ホーンセクション…、甘く切ない曲です。

  11. よォーこそ(4thアルバム、「ラプソディ」)

  12.  ライブです!この曲をコピーした初心者ギタリストは、ものすごく多いハズ。ハイコードをポジション移動するだけで、バッキングできます(ソロは放置…、笑)

     テンションあがりますよ!バンドをやっている方は、コピーしたら面白いと思いますっ。歌詞が各メンバーの紹介になっていて、紹介を唄い終えると、そのメンバーのソロパート、という構成の曲なんです。メンバー紹介に最適。メンバー紹介の歌詞やソロパートは、自由に作詞作曲しちゃいましょ。

     イントロから、テンション上がりますよっ、理屈ぬきに楽しめる曲です!

  13. 雨上がりの夜空に(4thアルバム、「ラプソディ」)

  14.  おいら、この曲全部、ローコードで覚えてるんだよね‥、誰にそんなウソを教わったのだろ、汗。どうやって弾けるようになったか、まったく記憶が無い。何だか気がついたら弾いてました。

     たぶん、クマに教わったのかな…、私信、いま、どこで何してますかー、笑。おいらだよ、クマ。当時、君は黒のレスポールに、ごっついフロイドローズ付けてた。おいらは、フェルナンデスのフライングV、お茶の水にクマのお父さんの車で、おいらと3人で買いに行ったのよ。分かりますかあ~、どこに住んでるんだ~。キヨシローが、旅立ってしまったよ…。

     あ、雨上がりの話が…、説明不要でしょ、汗。

  15. 上を向いて歩こう(4thアルバム、「ラプソディ」)

  16.  坂本九のカバー。アレンジが秀逸っ、唄メロも格好よくアレンジされています。この曲も原曲は分かるだろうから、説明不要かな…、オリジナルとは、だいぶ違った印象に仕上がっています。

  17. トランジスタ・ラジオ(5thアルバム、「プリーズ」)

  18.  イントロのギターの音が、めっさ格好が良い!その後に続く、ゆるーくてソフトなホーンセクション。シンプルなバッキングが、彼の歌声を引き立てる。

     ステキな歌詞が多いけど、トランジスタ・ラジオは、特別に好きだなあ。「君の知らないメロディー、聴いたことのないヒット曲!」

     数ある彼らのナンバーの中でも、特別に好きな一曲。思い入れのある作品です。

  19. Sweet Soul Music(5thアルバム、「プリーズ」)

  20.  和田アキ子が彼らのナンバーを何曲か(2曲だけ?)カバーしているようだけど、この曲はカバーしていないと思う(知らないけど)。それは、歌詞が男性から女性に向けてのものだから。でも、楽曲としては、一番に和田アキ子向きだと思うなあ。めっさソウルフルです!聴いてて、とっても気持ちが良い。かなりブラックミュージックに傾倒した作品です。

  21. いいことばかりはありゃしない(5thアルバム、「プリーズ」)

  22.  あの夜、「ヒッピーに捧ぐ」同様に、この曲を聴いたファンも多いのかな…。でも、これは彼の不遇時代と、チョッピリ売れ始めた頃のコトを対比した歌ですね。

     吉祥寺、というフレーズが出てきます。中央線沿線を意識し始めた、切っ掛けだなあ…。あ、その前に吉田拓郎の「高円寺」ってのを知っていたけど、それがどこだか知るには幼すぎたから。

  23. ステップ!(編集盤、「EPLP」)

  24.  YouTubeにいくつか動画があるようだけど、アルバムで一度、聴いて頂きたいやも。めっさ格好が良いです。ギターソロもボーカルもホーンセクションも、やたら格好が良い録音になっています。

     完全な初心者、聴いたコトもないって方は、このあたりから入っても良いような気が。かなり好きです、このテイク。若くて元気な方、エネルギーが有り余っている方にオススメっ。

  25. キモチE(編集盤、「EPLP」)

  26.  アップテンポで、ノリノリの一曲!

     ウィキペディアによると、"「ただ気持ちいい」状態となるのはまずいことなのだと逆説的にアンチ薬物依存を歌っている。"らしい。初耳、笑。

  27. (6thアルバム、「ブルー」)

  28.  えと、このアルバムは、音的にはズバ抜けて良い気がします。すごく凝った音作りになっている。音楽的にも、それは言えると思います。

     ファンの間では評価が高いと思うし、当時の世間の評価も良かったと思うけど、初心者向きでは無いと思う。ビートルズならサージェント・ペパーズ、ジミヘンならエレクトリック・レディランドみたいな位置づけかな…、音楽に詳しい方の、「これが最高!」ってコトバのままに手にすると、「んにゃ。むずい」というコトになりかねないので、御注意を、汗。

     前述した、詳しい友だちに、強いて一枚を挙げてもらったら、やはり「ブルー」を挙げてました。おいらにとっては、ちとムズカシイ「ブルー」。おいらは、「ラプソディ」か「プリーズ」だけど、音楽通な方にお尋ねすると、「ブルー」をベストに挙げる方、けっこう多いです。おいらは、初っ端に聴くコトは、オススメしませぬ。でも、音楽通を自負するなら、いきなり入るのも良いかも。

  29. つ・き・あ・い・た・い(8thアルバム、「ビート ポップス」)

  30.  シュールな詩が最高なんです、笑。ノリノリのナンバー、ハンドクラップしながら、理屈ぬきに楽しめますっ。

     あ、この歌詞は、皮肉ですよ?真に受けちゃいけません、汗。皮肉…、ボウイの、「人の不幸は大好きさ」みたいなコトです。そんな風潮をとがめるために、逆説的に、言っておるのです。「金のある奴としか付き合わないぜ」と言うのは、「金が全てじゃないぜ」と同義です(老婆心ながら…、分かりますよね、汗)。ちなみに、彼の曲には、「この世は金さ」なんてタイトルもあります。

  31. SUMMER TOUR(8thアルバム、「ビート ポップス」)

  32.  このバッキング、コピーすると面白いです。たぶん、フォークギターなんかじゃ、当たり前の奏法だと思うけど。コードを響かせながら、ハンマリングとプリングを、上手く使っています。

     同時期の大ヒット曲、「いけないルージュマジック」と同系かな…、新境地、新たなチャレンジであったように思います。あまり彼らしい曲とは言えませんが、おいらはけっこう、好きです。世間的には、よく知られた曲です(ファンの中で、この曲が好きという方は、比較的に少ないと思うけど)。

  33. 君が僕を知ってる(9thアルバム、THE DAY OF R&B)

  34.  もう、このギターとチャボのコーラス、最高、ホントに。ステキな、オススメの動画があるので、添付します。


  35. 指輪をはめたい(10thアルバム、「OK」)

  36.  切ないバラード、ステキなラブソングです。

  37. (11thアルバム、「THE KING OF LIVE」)

  38.  中期の代表曲満載のライブ盤。おいらは「ラプソディ」が好きだけど、前述のコアなファンは、好きなライブ盤として、「THE KING OF LIVE」を挙げていました。



 ざっくりとだけど、こんなトコかな…。「デイドリームビリーバー」とか「いけないルージュマジック」とか「カバーズ」関連はどうした?って話は、スルー、(・_・、) 。だって、単なるおいらの再生リストだもん、笑。マジ再生リスト、マジまいべすと。

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おおくぼ。さん、毎度!

 「あっ」、笑。ま、ほぼ同義だね。

 陽水の苦笑、目に浮かびます、笑。余談だが長岡さん、"亮介街道"で陽水をカバーしてました。

 安全地帯、大貫妙子、懐かしいですね。大貫妙子はシュガー・ベイヴで聴く程度でしたが。安全地帯は初期に好きなアルバムがありました(タイトルは忘れた)。

 邦楽系ミュージシャンを、いろいろと挙げてくださり、感謝っ。

あっ。

“帰れない二人”でした。笑。
父ちゃんが陽水さん好きで、音源とビデオを持ってたんですよね。
清志郎さんのホラ貝が出てきて陽水さんが苦笑。優しく見守っていました。笑。
何だかとてもバランスよかったんです。大人と子供みたいで、私もにんまりでした。
最近は幼少の頃に聴かされた安全地帯や大貫妙子が聴きたい。しかもテープで。

おおくぼ。さん、毎度!

 お兄ちゃんの部屋から聴こえる曲は、貴重な音楽情報源ですね、笑。

 おいらは彼の人柄も、大好きです。ステキな人です。あまり多くを語る姿は知らないけど、共感できる発言が多かった。

 「逸見さん」と「戻れない二人」は知らないです、汗。ホラ貝のソロは、聴いたコトがあります、('▽')。晩年になっても吹いていました。

 今も実感がわかないです。

きよしろさん。


兄ちゃんの部屋から流れる清志郎さんの怪しげな声に幼心にも惹きつけられました。今更だけど、素敵なお方でしたね~。
きっと愛車のちゃりんこで勢いよく旅ったことでしょう。
その日、私の働くお店では清志郎さんメドレーでございました。個々のipodから出てくる、出てくる名曲。
衝撃だったのが、その日に流れた「逸見さん~♪」。「抗がん剤で薬漬けだせ~」「もっと生きたかっただろに、やっぱりダメだんだっだね~、悲しすぎるぜ~」って。
何だか場違いかもしれないけど、すごく笑えてきてしまって…。リアルタイムだったし。げらげら。清志郎の最後もこうでなきゃ。
清志郎さんにはいつも笑顔をもらってましたよ。
陽水さんとの「戻れない二人だっけ?」お決まりのホラ貝で。笑。好きでした。

はにゃ。さん、毎度!

 長いものに巻かれるコトを、彼ほど嫌う人は少ないと思います。欲深くてズルイ世の中が、穏やかで静かな人柄の彼を、反骨精神旺盛でロックな表現者に変えたのだと…、おいらは、そう思っています。

 Char meets、まったく噛みあってなかったっ。収録中に、そんなに吸う必要あんの?みたいな気持ちはあったやも、笑。まあ、元々、あまり喋らないですけどね。

 「スロー・バラード」がスポットCMで…、知らないです。FM東京が好きで(皮肉なことに、笑)、AMは松田聖子の「夢で逢えたら」くらいしか聞いてなかったので(っと、歳が、汗)。いい曲ですね、「スロー・バラード」。

 おいらは、ブレイク期から絶頂期までは、よく聴いていました。

 あまり、実感がわかないです。

キヨシロー。

ロックな人、でしたね。

Char meets・・・でハナシがかみ合って無い派でも、あったのを、ふと思い出しました。違います?

Charのタバコの煙を嫌がっている?(それくらい健康には気を使ってたのかな・・・)と思った、印象をね。ふと、思い出しました。

ワタクシ、(めちゃくちゃ年がばれますが。ま、そんなことはどーでも良いんですが)、その昔、深夜放送のAMラジオでね。

「スロー・バラード」のシングルが発売された時に、そのスポットCMの: ~♪♪~昨日はく・る・まの中で、ね・た・・♪♪ って、流れてきたのを今でも鮮明に覚えてます。何て不思議な声のヴォーカルだろうって。

決して熱心なファンではなかったですけれど、カッコよい方でしたね。えーーーん。

残念ですね。
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