長岡亮介 - ライブレポ(2009/8/17@下北沢ガレージ)、(2/2)

 「インプロ1」と題された、ペトロールズ・長岡亮介さんのソロ企画。セットリストは、以下の通り。

 1. 偏食
 2. Smooth Operator(シャーデー(Sade)のカバー)
 3. 唯一無二
 4. 雨
 5. Redemption Song(ボブ・マーリーのカバー)
 6. 屋根(リトルハンセン)
 7. ケンタッキー・ワルツ(三拍子の、古典的なブルーグラス)
 8. 世界は日の出を待っている(レス・ポールのカバー。インストゥルメンタル)
 9. オハイオ(クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング(=ニール・ヤング)のカバー)
10. ホロウェイ
11. lay lady lay(ボブ・ディランのカバー)
 
 EN-1. Will the Circle Be Unbroken(カントリー)

 1~4(Vo.&G.:長岡亮介)
 5、6(Vo.&G.:北原豪、G.:長岡亮介)
 7、9、アンコール(Vo.&G.:山口玉三郎、G.:長岡亮介)
 8.(G.:長岡亮介、G.:山口玉三郎)
10(Vo.&G.:長岡亮介、G.:山口玉三郎、Dr.:ボブ)
11(Vo.&G.:北原豪、G.:長岡亮介、G.:山口玉三郎、Dr.:ボブ)


 長岡さんもMCで仰っていましたが、アレほど場内が埋まるとは、おいらも想像しておりませんでした。9割ほど埋まっていたと思います。
 
 使用ギターはピンブロに写真が。Telecaster三人衆、☆。

 告知がありました。10月27日(火)にタワレコ・渋谷店の地下(前回より広いスペース)で、ペトロールズのミニライブが。詳しくは、コチラ

 続きをご覧になる方は、「曲目リスト」をクリックしてくださいまし。
 ステージには三脚のイスと、三本のギターが。

 独り、静かにステージに上がる長岡さん。気がつかなかった方も、多かったのじゃないかな。おいらは気がつかなかった。いつの間にかイスに腰掛け、準備を整えていました。

 1. 偏食

 チョットしたトリックを。ギターやベースをやっている方にとっては、特に目新しいコトでは無いけれど、初めて耳にした方は、「ん…、どうやっているの?」と思ったでせう。長岡さんがMCで、平たく説明してくださった通り、録音・再生しながら弾いているのでした。

 まずベースラインを弾き、コッソリと録音。録音したベースラインは、フットスイッチで、再生したり停止したり、自由自在。次にリフを。そのリフは、ベースラインとは別録りされます。マイクで拾った音を録音しているワケでは無いので、先に録音したベースラインの音は、混じりません。ライン録音のイメージです。

 録音した音は、別個にオンオフできます。ベースラインとリフを、それぞれ再生したり停止したりしながら、インプロヴィゼーション(≒アドリブ)を奏でたり、唄ったりといった具合…(伝わるかしら)。

 唄い出しで、さっそくトチる、笑。イントロを弾き終えたあと、「音程が分からなくなった」と言い、小休止、(・_・、)。どうなるコトやら…、と一抹の不安が。しかし、コノ日のボーカルは、絶好調でしたよっ、☆。

 ギターは、音が幾重にも重なって、非常に複雑でトリッキーなプレイでした。

 2. Smooth Operator(シャーデー(Sade)の曲)
 「シャーデーって、御存知ですか?」と、長岡さん。「ナイジェリア出身の女の子です」と補足していました。

 妙に、合っていた!ステキなカバーでした。コノ曲を、ベストチューンに挙げた方も少なく無いと思います。YouTubeにPVが転がっておりまする。どんな曲か気になる方は、そちらでチェックを。

 パーカッシブなバッキングの合間に奏でるインプロは、秀逸でした、☆。

 3. 唯一無二
 チューニングに手間取る長岡さん。久々のテレキャスターは、機械的な故障はありませんでしたが、コノ日も少しご機嫌ななめ?(・_・、)。せっかくの「Smooth Operator」の良い雰囲気を、引き継げなかったコトは、少し残念です。

 長岡さんがボーカルをとった曲の中でのベストチューンに、おいらはコノ曲を挙げますっ。今までに何度かソロで披露しているせいか、安定感がありました。コノ曲の弾き語りは、ペトロールズで演奏する時のアレンジと、ほぼ同じです。弾き語り向きの楽曲だと思います。

 近頃は、一曲おわるごとに、MCが…、(・_・、)。好みの分かれるところですね。

 「初めてご覧になる方は?」との問いには、ほとんどノーリアクション。「ペトロールズというバンドをやっています。知ってます?」との問いには、大笑いが、笑。コノ日は、ペトを御存知の方がほとんどだったようです。

 タワーレコードのインストアライブについての告知がありました。そのコトは、知らない方が多かった。「おっくれてる~(長岡)」、笑。

 「雑談でもしながら聴いたらどうですか?」と言っていましたけど、それは、オーディエンスのかたさをほぐすためのコメントであったのだと想います。

 4. 雨
 声、出てました、☆。ソロの方が唄いやすいのかな…、そんな気がした。ピッチが、いつも以上に正確でした。弾き語りで音はずすと、目立ちますからね。いつもより、丁寧に唄っているように感じました。

 高音部も、楽々と出ていた…。コノ曲の高音部が、楽々と出ている時は好調の証。

 途中で、少しテンポを落としたり、ボーカルに抑揚をつけたりして、ムードたっぷりの雨でしたっ。

 5. Redemption Song
 リトルハンセンの、北原豪さん登場。長岡さんが、豪さんとの出逢いをご紹介。2年ほど前、まだ、ペトのライブが今ほど満員では無かった頃からの付き合いとのコト。お二人とも自転車好きで、気も合うようです。

 豪さんがボーカルを担当。良い曲でした。ボブ・マーリーの曲で、まったりとしていたけど、ちっともレゲエでは無かったです。比較的にキャッチーなメロディー、ポップな仕上がり、♪。

 6. 屋根(リトルハンセン)
 リトルハンセンのオリジナル。当然にボーカルは豪さん。

 7. ケンタッキー・ワルツ
 豪さん退場。代わって、山口玉三郎さん登場っ。玉さんは、長岡さんが17歳の時(高1か高2ですね)からの付き合いだそうです。

 初めて出逢った時の印象を、お互いに語ってくださいました。

 長岡さんは、「人を見た目だけで判断するワケじゃないが、見た目からして雰囲気のある方だったので、すごい印象に残っています」とのコト。

 それを聞いた玉さんは、少し強目の口調で、「オレ、お前との初対面は、一生わすれないよ」と…。ん?チト不穏な空気が、(・_・、)。

 まったくの初対面、初めて出逢った日の話。17歳の長岡少年は、玉さんと向かい合わせに座り、こう言ったそうです。

 「オレさあ、プロのミュージシャンとかって、好きじゃ無いんですよね」、ヽ(`⌒´)ノ←玉さん。

 「何で、オレにそんなコト言ったの?」と玉さん。長岡さんは、「分かんない」と言ったあと、補足していたけど、結局は理由になっていなかった気が(おいらには、今ひとつ伝わりませんでした。玉さんは納得したようですが)。おいらは、単純に「長岡さんらしいエピソードだな」と、笑、理屈抜きに納得できました。

 玉さんは、ギターも唄も、MCも、オマケに見た目も良くて…。帰り道、おいらは、玉さんの話ばかりしていました、('▽')。長岡さんと二人で、スターパインズカフェとかで、やってくださらないかしら、☆。

 玉さんのボーカルは、声量がハンパ無かったです…、♪。

 8. 世界は日の出を待っている
 インスト(インストゥルメンタル)でした。

 玉さんは、つい最近に亡くなったレス・ポールのTシャツをお召しになっておりまして。で、レス・ポールのプロフィールを語ってくださいました。もしかしたら、一緒にプレイしたコトがあるのかしら‥、そんな風に感じました(まったくの憶測)。

 玉さんが、レス・ポールは奥さんと喋ったり、ギャグを言ったりしながら、ソロを楽に弾くというエピソードを紹介。長岡さんも、観たコトがある気がするとのコト。「じゃ、うちらも、その練習をしようか」と、玉さん、笑。そんな流れで始まった、「ソロを弾きながらのトーク合戦!」。

 玉さんは、スマッシュフレーズをキメながら、楽々とオシャベリをしていました。長岡さんは、キツそうでした、笑、かなり早口になったり、逆にギターのテンポは少し遅くなったり、('▽')。でも、かなりキマってましたよ!

 コレ、文章で伝えるとなんてコトないけど、実際に目にすると、かなり楽しい、☆。不思議な光景でした、生まれて初めて観た。玉さんいわく、「ギターを弾けるのは当たり前で。トークをしながら、気の効いたボケやギャグ、ツッコミをかませないと」と、(・_・、)。テレビを観ながら、話しながら、当たり前にギターを弾けるくらいにならないと…、といったニュアンスの話をなさっていました。

 9. オハイオ
 コチラも、ボーカルは玉さん。カントリーロック、いかにもニールヤングって感じの曲でした(誰が作曲したかは知らんけど、汗)。

 おいら、長岡さんが唄った中では「唯一無二」を。玉さんの場合は、コノ曲をベストチューンに挙げまする、☆。

 10. ホロウェイ
 ボブさん登場っ。

 キメが多いから、セッション向きの曲ではないですね…。長岡さん以外は、みなさん苦労なさっていました。

 11. lay lady lay
 豪さんが再登場し、本日の出演者四人、全員がステージに並んでのエンディング。豪さんがボーカルを担当。エンディングにぴったりの、フォーキーで、ゆったりとした曲でした。 

 (アンコール)
1. Will the Circle Be Unbroken
 アンコールは長岡さんと玉さんの二人で、締め。ボブさんは、呼んだんだけど、すでに楽屋でくつろいで居たのか…、現われず、笑。

 玉さんのギターの音、ぶっとかった。二人とも硬質な音だけど、玉さんのは、エッジが丸いと言うか…、長岡さんはパキパキしていて、玉さんは、も少し丸みがあって、粘りのある感じ。ウェス・モンゴメリーみたいな、オーソドックスな音。

 アンコールだけど、コノ曲もボーカルは玉さん。観客に促されてって感じでした。おいらも拍手したけど、アンコールが一曲で終わるとは思わなかった、(・_・、)。長岡さんにも最後に一曲、唄って欲しかったです。

 間奏は、お二人のインプロヴィゼーション合戦!「何をやるか分からない」とブログに記していた長岡さんですが、コノ日のライブは、「インプロ1」というタイトルに相応しい内容でした、♪。


 玉さんにオファーしたのは、ライブの前日。玉さんの都合がつかなかったら、どうするつもりだったのかしらん、笑。

 長岡さんが公言している好きなギタリストは、日本に一人、海外に一人。そのうちの一人を体験できて、長岡さんのプレイのルーツが、より鮮明に浮かび上がった、☆。コノ日のMCや、お二人のやり取りを見る限り、玉さんは、長岡さんの師匠の一人と言っても、過言では無いと思いまする、☆。

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ぽんすけくん、毎度!

こちらこそ、諸々ありがとでした、('▽')。偶然、簡単に出逢えましたね、笑。ライブ前に、三人で音楽談義、楽しかったですっ、♪。

あ、メールの件は想像がついていました、チト長旅ですからね、お気になさらずに。

ホンモノ、☆、けど、お二人ともユルい、(・_・、)、笑。

コチラこそ、また宜しくですっ。

当日はありがとうございました!あと、携帯の電池切れでメールを返せないまま放置してしまい失礼しました。

玉三郎さんと長岡さんがセッションしてる風景、両人とも本物だなぁ、とつくづく感じてしまいました。

これからもよろしくお願いします!

Mi-Caさん、毎度!

特に、長岡さんのぎこちないトークが、ウケました、笑。

だけど、長岡さんもトークふってましたね。不慣れな割には、大した適応力、♪。玉さんは、慣れてましたね~。

ギター漫談(笑)すごく大変そうでしたけど、
見てるのはすごく楽しかったですよね。笑

tockちゃん、毎度!

お好きですよね、リトルハンセン、☆。相変わらずの、マイペースぶりでしたよ、笑。

お仕事の時は、仕方が無いですお。ムリせず、もし都合がついたらば、共に楽しみませうっ、♪。

あ~

リトルハンセン、いいないいないいなっ!

はしゃぎすぎました。笑

来月の代官山、仕事で行けなそうなんです…
早くあがれると良いなぁ。

ngrさん、今晩は!

ngrさん?…、(・_・、)。

ステキなライブでした、♪。
補足、有難うございました、☆。

ボブマーリーの曲はRedemption Songですよっ

ボブマーリーの曲はRedemtion Songですよっ
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