ASIAN KUNG-FU GENERATION - 暗号のワルツ


 今日はアジカンの新譜『ファンクラブ』を繰り返し聴いています。今春の新譜としては東京事変と双璧を成すと目される、本命中の本命。シングル先行、メディアへの露出度などから、正直、コマーシャリズムに乗り過ぎた内容ではないかとの懸念を持っていましたが、そんな単純なアルバムでは無かった。私はアルバムを通じて、彼らが抱えるジレンマのようなものを感じました。

 このアルバムには、一枚のアルバムとしての統一感、コンセプチュアルなものは感じなかった。これは、先行シングルを盛り込み過ぎた事と、無関係では無いと思う。ポップな曲、今までの延長線にある曲、新境地への一歩を感じさせる曲などが、個々に独立して存在しているように感じました。

 「暗号のワルツ」のイントロはゆったりとしたテンポで始まる。リズムはワルツというより鼓笛隊の行進の様。すぐにテンポアップし、アジカンらしい疾走感を感じさせる。途中、徐々にリズムがワルツらしく変わっていきます(ズンタッタ、ズンタッタ、ですね)。

 この曲は間奏が長いせいか、壮大な雰囲気を感じさせる。メロディーは軽やかで楽しく、聴き心地は良いのですが、リズムは大変に複雑ですね。エンディングはメロディーとリズム、共にワルツ色が強まるのですが、ギターには思い切りディストーションが・・・。ラブ・サイケデリコの「ワルツ」は、ワルツらしいリズムとメロディーをロックに上手く融合させていましたが、この曲はもう少し灰汁が強い。しかし、全体としてはポップな旋律とコードで、オープニングらしい、聴き心地の良い曲になっています。
Disc.1
1 暗号のワルツ
2 ワールドアパート
3 ブラックアウト
4 桜草
5 路地裏のうさぎ
6 ブルートレイン
7 真冬のダンス
8 バタフライ
9 センスレス
10 月光
11 タイトロープ

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