雑記 - 独創性に関する一考察(四)

 前回の続きです。


 繰り返します。オマージュ、シャレ、丸パクリ、何と称しても構いませんが、クレジット上、「レモンティー」の作曲者は鮎川誠さん。この曲の権利者は、当然に鮎川誠さんです。


 さて、「レモンティー」に関する音源が、ある程度、揃いました。オリジナリティーを発揮すべき、個性を大切せねばと声高にとなえ、Tiny Bradshawを聴きますか。原曲以外には個性がない、似ているじゃん、パクリ、カバーには興味ないと、非難しますか。しかしTiny Bradshawも、古典的なブルースのフォーマットを模倣しているだけです。


 おいらは4曲の中で、「レモンティー」が一番に好き。次にAerosmith、次にYardbirds。オリジナルのTiny Bradshawには、ほとんど興味がない。


 古典的なブルースフォーマットから生まれた曲に、Jimmy Pageらが印象的なリフを付け、ロックテイストを加え、柴山俊之さんが淫らな歌詞をのせ、サンハウスが演奏し、シーナ&ロケッツが引き継いだ「レモンティー」は、けっこう売れた。巨大プロジェクト、笑、多くの方々による結晶だと、おいらは解釈しています。が、やはり、リフを考えた人がスゴイかな。Jimmy Pageか、Jeff Beckか……、たぶん、Page。しかし、そのリフも、典型的なブルースコード進行の応用に過ぎない。


 「独創性なんて、どーでもいいんすよ。んなもん、存在しないやい」なんて、思っていない。ただ、初めに申しましたように、完全な独創性なんてモノは神話、幻想だと……。


 パクリなんて、あげたらキリがない。複雑な、バレにくい手法もある。んなことは、おいらにとっては、大した問題ではないのです。が、独創性を蔑ろにしているワケではない。矛盾していると?いえいえ。

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